屈託ない微笑
忘れてしまった微笑み
窮屈な箱の中に仕舞い込んだ
忘れてしまいたい想いと一緒に
代わりに哀想いを 体中に注いだ
哀が零れ落ち 哀涙に変わるまで
哀色した心 あたしの色
哀色した想い あたしの涙
この哀色から
優しい色は生まれるのだろうか
哀しみで彩られてた 心は
時が過ぎても
きっと色褪せることもなく
切なく哀しく 哀色のまま
染まってゆくのだろう
哀笑み
哀しみにのみ込まれてゆく